詩篇42
詩篇40−42、ルツ記1−4
「わがたましいよ
なぜ おまえはうなだれているのか。
なぜ 私のうちで思い乱れているのか。
神を待ち望め。
私はなおも神を褒め称える。
私の救い 私の神を。」詩篇42:5、11
短い詩篇の中で、このフレーズが2度も繰り返されている。
この詩篇の作られた状況は、心地よいものではなかった。敵から抑圧されており、そこからの解放を願う祈りが歌われている。
試練の中にあると、頭の中も大変さでいっぱいにな利がちである。そのことばかりにとらわれて、お願いばかり祈っていることがある。
しかし、信仰を招くのは信仰である。それが、この詩篇の作者の確信であった。自分の心に向かって神への信仰を語り励ますことで、さらに信仰が増し加わり、励ましと確信が与えられる。
問題の前に、自分の心が神に向かうように、神を賛美し、神の素晴らしさを確認する祈りを捧げたい。