ヨハネ1

ヨハネ1、Ⅰサムエル記7−9

「その翌日、ヨハネは自分の方にイエスが来られるのを見て言った。『見よ、世の罪を取り除く神の子羊。』」ヨハネ1:29

聖書中で「神の子羊」という表現が使われているのは、この29節と36節だけである。スタディバイブルによると、ヨハネはイザヤ53章やエレミヤ11章などの過越の子羊を想起しながら使ったのではないかと指摘されている。

イエス様の地上生涯を一言で言うなら、罪のなだめの子羊として捧げられた一生であった。同時に、十字架によって全ての罪を解決された勝利者でもあった。
勝利者であり解決者であるイエス様が共にいるなら、臨機応変な対応が必要な時も、困難に直面した時も、助けがあり信頼できる岩があると安心できるのである。私自身も、キリストと出会わなかったら人生は大変すぎて、到底歩いていけなかっただろうと思う。