詩篇48

詩篇46−48、Ⅱサムエル記3−5

「この方こそまさしく神。
 世々限りなく われらの神。
 神は 死を越えて私たちを導かれる。」詩篇48:14

この詩篇では46篇を裏打ちするように、神ご自身が聖なる都に臨在され守られることが歌われている(参照:1〜3節等)。

そしてこの神は、生きている時だけの神ではない。
地上の人生を終えてからも、限りなく神であられ、私たちをその後も永遠のスケールで導いてくださる方である。

信仰生活で、神概念が生きている間のことに限られがちだが、死の後こそ永遠という物差しで神の臨在のそばに憩うことができると考えると、なんと素晴らしいことか。「死ぬときはひとりぼっち」と言われるが、実際には生まれる時も死ぬ時も、神が私たちから離れておられることはない。むしろ、生と死を支配している神様がより近くそこにおられ、神のご計画と許しの元で生じるということを覚えていたい。