ヨハネ10

ヨハネ10、Ⅱサムエル記9−11

「わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っており、わたしのものは、わたしを知っています。ちょうど、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じです。また、わたしは羊たちのために自分のいのちを捨てます。」ヨハネ10:14−15


ヨハネ10章は「羊飼いの章」と呼ばれている。イエス様がどれだけ私たちを愛し気にかけてくださるかが、羊を世話する良い牧者にたとえられている。しかも、いのちを捨てるほどに愛してくださる覚悟ができていると、この時にはっきりとおっしゃった。そして、実際にそうしてくださった。言ったことを守られる、真実な神様の姿がここにもある。

その神様を知って信じることができるのは、これまた神様の恵みであり働きによるのである。くよくよと考える時、近視の羊が右往左往している姿を思い浮かべよう。まるで自分の姿のようである。羊飼いであるイエス様は、すぐそばで、微笑みながら待っていてくださる。そして、目を上げるとき、その優しい杖で導いてくださるのである。