エペソ6

エペソ6、詩篇137−139

「悪魔の策略に対して堅く立つことができるように、神のすべての武具を身に着けなさい。」エペソ6:11

私たちの格闘が、血肉に対するものではなくて霊的なものであると続く12節では述べている。
意識しなくても、霊的な攻撃にさらされているものであるという自覚が必要であろう。なぜなら、丸腰で向かっていくのでなく、すでに着装可能な武具が神様から与えられているのだから。
毎朝、真理の帯、正義の胸当て、平和の福音の備え、信仰の盾、救いのかぶと、みことばの剣、祈りと願いによって、戦いに勝利することができる。

そして、キリストの奴隷として仕える幸いをかみしめることである。当時の「奴隷」は、教師やマネージャーのような仕事をしていたようで、強制労働や人種差別とは異なったようである。
今のサラリーマンや給与所得者に近いかもしれない。それならば、キリストが雇い主で、賜物に見合った仕事を割り当てられていることが「キリストの奴隷」だと言える。正しく柔和な雇い主の元で働くことができるとは、平安と安心が保障されていることに他ならない。この特権を味わっているだろうか。