Ⅰテサロニケ5

Ⅰテサロニケ5、伝道者の書7−9

「しかし、私たちは昼の者なので、信仰と愛の胸当てを着け、救いの望みというかぶとをかぶり、身を慎んでいましょう。神は、私たちが御怒りを受けるようにではなく、主イエス・キリストによる救いを得るように定めてくださったからです。」Ⅰテサロニケ5:8−9

エペソ6章と重なるところが多いが、パウロは各教会に神の武具を確認した。信仰と愛は胸当てのように私たちの心を守り支えるもの、そして希望はかぶとのように私たちの思考を守り励ますものである。それがあれば、滅びに至ることはなく落胆して絶望することもない。
そして、キリストも私たちが救いを得ることを定めてくださっている。

私自身の心は傷つきやすく、剥き出しでは批判や不測の事態にめっぽう弱い。だから、キリストが心をチョココーティングのように完全に覆ってくださり、信仰と愛をいただいて胸当てをつけること、かぶとをかぶって頭も守ることが日々必要である。そうしなければ、すぐに攻撃に負け、少しの傷でも痛んでしまい、力を失ってしまう。だが、キリストの力を知るとき、そこに頼ればどんな心の痛みや入ってくる刺激の鋭さにも私の心が守られる、と平安をいただくのである。