詩篇107

詩篇106−108、詩篇143−145

「主に感謝せよ。その恵みのゆえに。
 人の子らへの奇しいみわざのゆえに。」詩篇107:8,15,21,31

詩篇の第5巻がこの107篇から始まる。そして、この詩で繰り返し出てくるフレーズが
「主に感謝せよ」
「その恵み(英語ではhis unfailing love)のゆえに」
「くすしいみわざのゆえに(his wonderful deeds)」
というものである。しかも、こうした恵みやみわざは
「人の子らへの(for mankind)」すなわち私たちへのものである。

神は私たち一人一人を名指しして救ってくださった。様々な恵み、みわざがあるのに、すぐに忘れるのが人間である。
だから最後に「知恵のある者は誰か。これらのことに心を留めよ。主の数々の恵みを見極めよ」とすすめている。