ピリピ2
ピリピ2、詩篇148−150
神様は志を与えてくださるが、それは「みこころの」ままに、と書かれている。私たちはともすれば「自分の都合の良いように」「自分の栄光のために」願いを持ちがちだが、何がみこころであるかを吟味することが求められている。次の告白の祈りを味わいたい。
ー悩み苦しむ者のための告白ー
成功したいと思い、
強さを与えてくださいと神に願った。しかし、私は弱くされた。
それはへりくだって従うことを学ぶためだった。
何か大きなことをし、成し遂げたいと思い、
健康にしてくださいと神に願った。
しかし、私には病弱な体が与えられた。それはもっと良いことをするためだった。
幸せになりたいと思い、富をくださいと神に願った。
しかし、私は貧しくされた。それは賢さを得るためだった。
称賛を得たいと思い、権力を与えてくださいと神に願った。
しかし、私には無力さが与えられた。
それは自分には神が必要であることを知るためだった。
人生を楽しみたいと思い、あらゆるものを与えてくださいと神に願った。しかし、私には命が与えられた。それは、あらゆることを楽しむためだった。
私が神に願ったものは何一つ与えられなかった。
しかし、望んでいたものはすべて与えられた。
全く思いもかけず、言葉にならなかった数々の祈りがこたえられていた。
私は誰よりも豊かに祝福されているのだ。