Ⅱテサロニケ3

Ⅱテサロニケ3、雅歌4−5

「主があなたがたの心を導いて、神の愛とキリストの忍耐に向けさせてくださいますように。」Ⅱテサロニケ3:5 

心が何に興味を持ちどこに向いているかは、私たちの考えや行動に直接影響を及ぼす。肯定的でいれば良いではないか、とある人は言う。しかし生まれ持った性質と環境で、つい否定的に考えてしまったり、懐疑的になったりする人もいる。
パウロも、主が心を導いて下さいと祈る。テサロニケの人たちが、神の愛とキリストの忍耐に心を向けることができるように、と。

偏った教え、どうせ再臨がもうくるから何もせず待っていようという考えは、主が喜ばれるものではない。現在を覆っている刹那的な考えも、主から出たものではない。なんといっても、神の愛が注がれていること、キリストが十字架の死に至るまで忍耐してくださったことを思い起こせば、今の苦しみや悩みは慰められ小さいものに見えてくる。

うつになりそうなら、神の愛、キリストの忍耐を覚えることができるように、もっとわかるように助けてくださいと祈ろう。