エペソ5

エペソ5、詩篇135−136

「ですから、自分がどのように歩んでいるか、あなたがたは細かく注意を払いなさい。知恵のない者としてではなく、知恵のある者として、機会を十分に活かしなさい。悪い時代だからです。」エペソ5:15−16

英語ではBe very careful, と書かれている(NIV)。細心の注意を払って自分の歩みを吟味することを、私たちはしているだろうか。日常の生き方が、この世のペース、この世の基準に合わせてしまっていないか。注意をそらすもの…ネットや媒体の情報、おしゃべり、他者との比較、そして何より、自分の内側にある劣等感や焦りが、どうしても大切なことから目を離すような作用を及ぼす。

「機会を十分に活かしなさい」というのは、何もたくさんのことをせよと言っているのではないことに気づく。続く文脈を見ると、むしろ心の中を吟味し、礼拝者として仕え、主の御心を歩むことである。聖霊へのアンテナが鈍らないように、日々自分を整えることこそ、機会を十分に活かすための第一条件なのである。そのために鎮まるときは、決して無駄ではない。むしろ、自分の信仰生活にとってとても大切なステップである。自戒をこめて。