Ⅰテモテ2

Ⅰテモテ2、イザヤ5−6

「私は、女が教えたり男を支配したりすることを許しません。むしろ、静かにしていなさい。」Ⅰテモテ2:12

女性教職を認めるか、特に女性が牧師となれるかについて、賛成、反対の議論の根拠となるところである。個人的には、女性もリーダーシップの召しを神から与えられている人はおり、教師、牧師として仕えることに男女差はないと信じている。この箇所が、8節の「男たちは怒ったり言い争ったりせずに、どこででも、きよい手を上げて祈りなさい」に続いて対比されて書かれているので、当時の教会の問題点を指摘した文脈だと考えられるからである。

それでも、女性が男性を無理に超えたり、支配したりしようとするのではなく、性別よりもそれぞれの召しを恵みと捉え、謙遜の心を持って仕えていくことを主は望まれているのだと思う。
その際に、弱さとなる属性や性質について、主の取り扱いと霊的な成長を求めていくことが、主に喜ばれることであると確信する。