Ⅰテサロニケ3

Ⅰテサロニケ3、箴言27−29

「そして、あなたがたの心を強めて、私たちの主イエスがご自分のすべての聖徒たちとともに来られるときに、私たちの父である神の御前で、聖であり、責められるところのない者としてくださいますように。アーメン。」Ⅰテサロニケ3:13

パウロの祈りは、信仰のうちにテサロニケ教会の人たちが堅く信仰に立つため、心が強められることであった。最後まで信仰を捨てず、横道にそれず、信仰を守り抜くことだった。

教会とは、愛の共同体であると同時に戦う共同体でもある。戦うのは、この地上の勢力ではなく、霊的な勢力に対してである。しかしそれは、地上での迫害や誘惑の形をとってやってくる。また、戦場は私たちの心(マインド)である、とジョイス・マイヤーは言っている(『Battlefield of the Mind、邦訳『思考という名の戦場』)。

与えられている武器がみことばであること、そして理屈をこねたり批判しようとするときに、サタンの巧妙な働きに巻き込まれる危険があること、さ迷う心の危険性を彼女は論じている。

まず、心がどこに集中するか。また愛の心で、比較せず、その人の祝福を祈れるか、心を点検したい。