詩篇111

詩篇109−111、箴言13−15

「知恵の初め それは主を恐れること。
 これを行う人はみな賢明さを得る。
 主の誉れは永遠に立つ。」詩篇111:10

神への賛歌の終わりは、「主を恐れること」が知恵の初めであることで結ばれている。旧約聖書の中で、主を恐れることが知恵を得るための必須条件である、と他の箇所(箴言9:10、1:7など)にも書かれている。

人の知恵がなんと小さく、限界があり、不完全なものかは、ある程度年齢を重ねた者なら実感していると思う。若い時には言うに及ばず、自分が小さく未熟な者であることを痛感してきた。
結局、自分が何かできると思えることは何もなく、ただ主の導きに従ってせよと言われることをすることしかないことを覚える。

謙遜に。しかし、主が前を歩き、導き、教えてくださるなら、主が指し示された方向に今日も一歩進むのである。