マタイ26

マタイ26、出36−38

「イエスはこれを知って彼らに言われた。『なぜこの人を困らせるのですか。わたしに良いことをしてくれました。』」マタイ26:10

高価な香油を壺の丸ごと使ってイエスに注いだ女性の行為を、弟子たちはもったいない、貧民救済のために使えばよかったのにと責めた。しかしイエスは、この女性の行為を「良いことBeautiful thing」とほめてくださり、喜んでくださった。

主に仕えようとするとき、ともすれば人への善行やチャリティー、目に見える結果を求めてしまいがちである。しかし、仕える原点はイエス様を愛すること、イエス様に自分自身を捧げることである。

出エジプト記で幕屋作りに際し、聖所の奉仕のあらゆる仕事をする知恵と英知は主が与えられたものだと明記されている(例 出36:1)。実際面で必要な技術やスキルは神が与えられるのである。
だから、何をしたかについ比重を置いて判断してしまう弱さを反省し、まず心の動機がどこにあるのかを探っていきたい。