詩篇120
「主よ 私のたましいを 偽りの唇 欺きの舌から 救い出してください。」詩篇120:2
120篇から134篇は「都上りの歌」と呼ばれ、エルサレム巡礼の人々が神殿に上っていく時に歌ったと言われます。
「偽りの唇」「欺きの舌」によって囲まれた作者は、八方塞がり、裏切りと敵が周りにいる苦境にあって祈ります。
心を注いだ祈りの結論は、最初の節
「苦しみのうちに私が主を呼び求めると 主は私に答えてくださった」
でした。
結論というより信仰を働かせ、それゆえ祈ることを選びとったとも言えるでしょう。
目に見える周囲の状況をはるかに越えてすぐれた方、主が私たちとともにおられます。新しい週の出勤や通学が憂鬱でも、主はその状況の中で私たちと共におられ、救ってくださる方です。
祈り:神様、今週の一人一人の働きをお守りください。失敗や人間関係の苦境にある人に、主が共にいてくださるから大丈夫という信仰を与えてください。どこにいても、一瞬ごとに主を呼び求め、見上げることができるように導いてください。アーメン