詩篇116

「主の聖徒たちの死は 主の目に尊い。」詩篇116:15

これだけ読むと、少し過激に思える表現です。しかし、詩人は死ぬか生きるかの状況に置かれていました。

パンデミックの初期、多くの人が命を失いました。
インドのデリーで長年小学校を経営し、聖書に基づく教育にささげてきたクリスチャンも感染し、命を落としました。
召される30分前、重症者病室で隣のベッドにいた青年に、キリストにある永遠のいのちを書いたトラクトを、最後の力で渡したそうです。
葬儀のテーマ聖句が、15節の「主の主の聖徒たちの死は 主の目に尊い」でした。
多くの教え子や先生たちが集まり、礼拝そのものの式でした。

6節の「主は浅はかな者をも守られる。 私がおとしめられたとき 私を救ってくださった」も慰めです。失敗ばかりの者も主は愛し、慰めてくださいます。ほっとしますね。

祈り:神様、今日も生かされていることに感謝します。病床にいる____さん、病名の告知を受けた____さんに、あなたご自身の平安と永遠のいのちへの希望が、言葉にできないほど豊かにありますように。覚えて祈ります。アーメン