詩篇108
「神にあって私たちは力ある働きをします。 神こそが 私たちの敵を踏みつけてくださいます。」詩篇108:13
再びダビデの詩篇が始まります。
13節は、ただ自分たちが敵に勝てばよい、と喜んでいるわけではありません。
むしろ、人だけでは何の働きもできないこと、自分自身には力がないことをダビデはよく知っていました。
12節に「どうか敵から私たちを助けてください。人による救いはむなしいのです」という告白があります。
戦術にたけた彼でも、神抜きの救いはむなしいと言っています。
私たちには、あからさまな敵はいないかもしれません。しかし、心にしのびよる悪い考えやささやき、自分の古い肉の習慣など、目に見えない敵は多くあります。
自分の努力や自制だけでは克服できないそうした敵には、聖霊による助けがどうしても必要です。
祈り:神様、私には弱さがあることを認めます。聖霊の助けなしには勝利はありません。今日も内住の聖霊が助け導いてください。信仰の友一人一人の名を挙げ、顔を思い浮かべながら、同じ主にある守りと主の働きが今日もありますようにと祈ります。アーメン