Iコリント3

「私は、自分に与えられた神の恵みによって、賢い建築家のように土台を据えました。ほかの人がその上に家を建てるのです。しかし、どのように建てるかは、それぞれが注意しなければなりません」Iコリント3:10

パウロが据えた土台とは「イエス・キリスト」でした(11節)。
彼の命がけの労苦と福音への熱意は、各地に初代教会が生まれる基となりました。
しかし、彼はそれを自分の栄光とはしませんでした。

「私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。」(6節)

最終的には、すべてが神に帰すのだと確信していました。

「報われないなあ」と思うことがありますか。
育児や介護、家事や職場の下働きなど…。
私もそのように思う時があります。

でも、レディース研修会で語られたように「しばられた生涯」はキリストのご生涯そのものでした。
そのキリストの品性は大きな影響を与えました。

「報われない」というのが、神の視点ではもっとも報われる所に置かれている証拠かもしれないと、改めて教えられたことでした。

祈り:神様、あなたの目に私の歩みはすべて覚えられています。自分の価値観で「報われない」と落胆、卑下することがないよう、心を守ってください。あなたと共に今日も歩みます。アーメン