ローマ2
「かえって人目に隠れたユダヤ人がユダヤ人であり、文字ではなく、御霊による心の割礼こそ割礼だからです。その人への称賛は人からではなく、神から来ます。」ローマ2: 29
ユダヤ人として割礼を受けていることや、律法を守ることが大切だと考えていたユダヤ人クリスチャンに、パウロは教えています。
外見や決まりを守ることではなく、心の思いこそ神の前に大切である、と。
当たり前のようにも読めます。
しかし、ともすれば私たちもユダヤ人クリスチャンのような態度を取りかねません。
例えば、礼拝はとても大切で、他の用事よりも優先させるべきものです。
しかし、ある日礼拝に遅れて来られた方が、その日家庭でトラブルがあったのだけど、どうしても礼拝に出席したいと必死で運転して集われたことがあります。
ある日の遅刻だけで信仰が弱いとは決して判断できないことを教えられます。
どのような思いで集い、主を見上げているかが大切です。
たとえ人にはわからなくても、主はそれを知っておられます。
祈り:神様、見かけだけで判断することがないように、私の先入観や偏った常識から解放してください。兄姉を愛します。ひとりひとりの心を主が知っておられるという事実に憩います。教会に集う特権が与えられていることに感謝します。アーメン