ローマ7
「私たちの主イエス・キリストを通して、神に感謝します。こうして、この私は、心では神の律法に仕え、肉では罪の律法に仕えているのです。」ローマ7:25
前の24節でパウロは嘆いています。
「私は本当にみじめな人間です。だれがこの死のからだから、私を救い出してくれるのでしょうか。」
というのも、善を行いたいのに自分の中には悪が存在し、肉の行いをしてしまうと自覚しているからです。
このパウロの嘆きは、私たち自身の嘆きでもあります。聖書の教えを聞いているのに、礼拝で「こうしよう」と決心したのに、ついまた失敗してしまいます。
しかし、パウロは続く25節で「それでも主イエスを通して、神に感謝する」と宣言します。
この弱さ、不完全さ、肉がまだ支配する至らなさをも、神が知ってくださっていること。
主の前に善を行いたいと願う思いが与えられていること。
その思いを与えてくださった方は、弱い私たちに聖霊をつかわし、肉を持ちながらも永遠のいのちの望みに生きることができるように導いてくださいます。
祈り:神様、私たちの弱さを知ってくださり感謝します。肉の思いに任せてしまい失敗します。聖霊の気づきと、悔い改めて向きを変える柔らかい心を与えてください。
________のことについても、今日助け導いてください。アーメン