ローマ13

「人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられているからです。」ローマ13:1

これが現代日本のように民主的な政治体制なら、「そうかもしれない」と納得するかもしれません。
しかし、この手紙が書かれたのは1世紀、ローマ帝国の時代でした。
それはイエス様を十字架につけ、クリスチャンにネロが激しい迫害を行った、同じ世紀の同じ国のもとで書かれました。
歴史上最も残忍な軍隊とも言われる、あのローマ軍を擁する国でした。

その時代についてもこう言われるなら、今日の私たちが為政者やリーダーたちのために祈るのは、もっと容易だと言えます。

「税金を納め(6節)」、「争いやねたみの生活ではなく(13節)」、「品位のある生き方をし(13節)」、「主イエス・キリストを着なさい(14節)」も、私たちの生き方の目標だと教えられます。

祈り:神様、私たちの国のリーダーたちが主のみこころにかなった政治、決断ができますように。平和がきますように。世界を治めている政治家たちが主を恐れ、へりくだった人格となりますように。主のご計画のために用いられますように。アーメン