詩篇96

「野とそこにあるものはみな 喜び躍れ。 そのとき 森の木々もみな喜び歌う。主の御前で。」詩篇96:12

詩篇がなぜ150篇もあり、聖書の中で結構なボリュームを占めているのだろうかと、改めて思いました。
史実を説明するのでもなく、説得的にメシアの到来を預言しているのでもありません。
誰の詩かわからないものさえあります。そして、同じような内容が繰り返し出てきます。

それは、人が神に向かって賛美と礼拝をし、祈ることがどれほど幸いで大切なのかを、繰り返し確認できるためではないかと、今回の通読を通して教えられています。

時に嘆きと叫びの部分が入るのも、幸せばかりでなく落胆の時もあること、その中でどう希望をもって賛美できるかを知ることができます。

賛美はもちろん、神に栄光をささげるためです。
しかし、神の恵みとして賛美の機会が与えられていることにも注目したいのです。

野や森といった被造物も喜び、躍り歌います。それほどの恵みが、神から私たちに今日も注がれています。

祈り:神様、詩篇を通じて私たちに賛美と祈りを教えてくださり感謝します。今日も、_____のところに創造者のあなたのみわざを見ます。教会の庭にくるウグイスも野の花も、あなたによって生かされています。今日、主の恵みをしみじみ味わうことができますように。アーメン