詩篇95
「まことに 主は私たちの神。 私たちは その牧場の民 その御手の羊。 今日 もし御声を聞くなら あなたがたの心を頑なにしてはならない。 メリバでのように 荒野のマサでの日のように。」詩篇95:7~8
メリバは「争い」、マサは「試み」の意味です。
出エジプト記17章では水がほしいと不満をならべ、主を試みた民とモーセの様子が記されています。主の命令に従い、モーセが岩を打つとそこから水が出ました。「モーセはその場所をマサ、またメリバと名づけた。(出17:7)」
主のみこころを知っているのに従わないなら、それは荒野で不平不満を言った民と同じだと気づきます。
口に出さなくても、心の深いところに語られている御声を聴き、それに望みを置くことが幸せの秘訣です。
なぜなら、語ってくださる方は
「地の深みは御手のうちにあり 山々の頂も主のものである(1節)」の主ご自身だからです。
祈り:神様、心の深みに語ってくださるあなたの声を聞くことができますように。それに従う信仰を与えてください。私の心を柔らかくし、向きを変えることができるようにしてください。アーメン