ヘブル7
「このような方、敬虔で、悪も汚れもなく、罪人から離され、また天よりも高く上げられた大祭司こそ、私たちにとってまさに必要な方です。」ヘブル7:26
ヘブル書の著者は、祭司・大祭司の社会制度をよく知っていたイスラエルの人々に、すぐれた唯一無二の大祭司としてのキリストを説明します。
家系によらない大祭司の例としてメルキゼデクを出し、レビ人に勝る者が存在しうることを証明します。
そして、世襲や交代をしなくても、イエスキリストが永遠に存在され、変わることがないとりなしの務めをしてくださるのだとも言います。
今の日本に住んでいても、その言おうとする真理は十分に伝わります。
聖書は決して外国のものでも過去のものでもなく、今日の私たちにも意味のあるものです。
「したがってイエスは、いつも生きていて、彼らのためにとりなしをしておられるので、ご自分によって神に近づく人々を完全に救うことがおできになります。(25節)」
祈り:神様、イエスキリストが偉大な大祭司として今も生きておられ、私たちのためにとりなしをしてくださっていることに感謝します。日本の人たちが聖書を単なる異国の宗教と思わず、生ける神のことばとして受けとることができるよう、心を開いてください。アーメン