ヘブル3

「このように、彼らが安息に入れなかったのは、不信仰のためであったことが分かります。」ヘブル3:19

不信仰では安息に入れない、と言われています。
では、不信仰とはどういう状態でしょう。
それは、エジプトで文句を言った民のようです。
心が迷い、頑なになっている民は「神に反抗している」と表現されています。

彼らは荒野で文句を言いました。水がない、食べ物がない、なぜこんな所に連れてきたのだ、エジプトが良かった...等々。

疲れていたでしょう。
手持ちの食料が尽きて不安だったでしょう。
野宿は寝心地が悪かったでしょう。
先行きが見えなかったでしょう。
荒れ地続きの風景にマンネリしたでしょう。

それでも、神に信頼しないで文句を言う民は「不信仰」だった、と聖書は語ります。
他人事ではありません。
私たちも近視眼になり、他者と比較し、腹立ち、疲れ、文句を言う者です。
安息に入るために、悔い改めて柔らかい心を持ちたいと願います。

祈り:神様、過ぎる一週間、あのこと、このことで腹立ち、怒り、あきらめ、文句を言う者でした。赦してください。主に信頼し安息に入れるように、私の頑なな心を柔らかくしてください。アーメン