ルカ9
「さて、天に上げられる日が近づいて来たころのことであった。イエスは御顔をエルサレムに向け、毅然として進んで行かれた。」ルカ9:51
イエス様はついてきた群衆を喜んで迎え、神の国のことを話し、また、癒やしを必要とする人たちを治されました(11節)。
5つのパンと2匹の魚から、群衆を養われました。
悪霊につかれた息子を癒されました(42節)。
一人の子どもの手を取って、自分のそばに立たせ、一番小さい者が一番偉いと言われました(48節)。
やさしく、あわれみに満ちたまなざしの一方、ご自身の召しについては徹底的に父なる神に従われました。
十字架にかかるために、自らエルサレムに「毅然として進んで行かれた(51節)」のでした。
また、時に厳しく弟子たちを戒められました。
厳しさと優しさが両立することを、イエス様自身の中に見ることができます。
戒める勇気と、慰め励ます愛の両方を、私たちにも与えてくださいと祈ります。
同時に、他者からの戒めも愛と同様、素直に受けとることができますようにとも願います。
祈り:神様、私の心を守ってください。主にある勇気と謙遜さを、イエス様の姿から学びます。恵みも戒めも、受けとることができますように。アーメン