ルカ23

「百人隊長はこの出来事を見て、神をほめたたえ、『本当にこの方は正しい人であった』と言った。」ルカ23:47

聖書の中でも最も暗い章の一つです。神の子を十字架にかけて殺すという場面です。
しかし、23章の暗闇の中で、一筋の光が見えるような節があります。
イエス様の姿が信仰をもたらした人々の様子が出てくる節です。

イエス様の無実を信じ、「あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます」と言われた犯罪人の一人(41~43節)。

「本当にこの方は正しい人であった」と言った百人隊長(47節)。

議員たちの計画や行動に同意せず、ピラトのところに行って、イエス様のからだの下げ渡しを願い出たアリマタヤのヨセフ(50~53節)。

絶望に思える時でさえ、神様は生きておられ、人の心に働かれます。
神にある希望はなくなることがありません。
私たちの歩みも、どんなに暗く思えても、そこに主が生きて働いておられます。

祈り:神様、私たちにはわからない状況でも、そこに働いておられることを信じてあなたに信頼します。孤立無援に思える時、主が共にいてくださることが感じられますように。難しい状況を通っている___さん、____さんに主の希望が確信と共に感じられますように。アーメン