ルカ2

「すると、イエスは両親に言われた。『どうしてわたしを捜されたのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当然であることを、ご存じなかったのですか。』」ルカ2:49

台風10号が迷走し、予想とかなり異なるコースを進みました。また、上陸した地域だけでなく、離れた場所で雨の被害が出ました。
これだけスーパーコンピューターや予報技術が発達しても、私たちの知恵や知識に限界があることを改めて感じました。

12歳のイエス様がエルサレムからの帰り道で行方不明になりました。
同行グループの中にもいなかったので、両親はエルサレムまで引き返しました。
探し回って三日後、イエス様が宮で教師たちの真ん中に座って、話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけました(41~46節)。

3日間も行方不明では、事件や事故に巻き込まれたのではないかと心配します。
今のようにSNSがあったら呼び掛けたことでしょう。しかし、見つかったかどうかはわかりないと思うのです。
私たちの力の限界、テクノロジーの限界は、今日でもなおあります。

もっとも、この出来事は神の御手のうちにありました。「自分の父の家にいる」とイエス様が言われた通り、神の守りほど確かなものはありません。
同じ神の守りを、今日も私たちはいただいています。

祈り:神様、何でもコンピューターや検索、SNSに頼りがちな私たちです。しかし、あなたの守り以上に頼みにすることがありませんように。じっとあなたの御前に静まり、黙想する時間のじゃまにならないよう、スマホやメディアとの付き合い方を教えてください。台風の被害や影響を受けた地域の教会を励ましてください。私たちも数年前の被害とその後の主のみわざを思い起こし、記念し感謝したいです。アーメン