ルカ3
「イエスは、働きを始められたとき、およそ三十歳で、ヨセフの子と考えられていた。ヨセフはエリの子で、さかのぼると、...」ルカ3:23~
マタイに続き、ルカ3章でも系図が出てきます。今度はヨセフ側です。
厳密には、イエス様とヨセフは血がつながっているわけではありませんでした。
それでも、処女降誕からマリアと共にイエス様の成長を見守り、エルサレムで3日間行方不明の彼を捜しまわり、地上で家族として歩みました。
このヨセフも、さかのぼると「アダム、そして神に至(38節)」ります。
ヨセフを造られた神様は、彼の生涯と地上での召しを明確にもっておられました。
彼の存在はそれほど目立たなかったかもしれませんが、イエス様を育てるという彼の果たした役割は、救いの計画のために特別に備えられたものでした。
私たちも、それぞれに役割を神様から与えられています。
人と比較しなくても、それが神の望まれる歩みなら、最大限に意味のある人生だといえます。
祈り:神様、私に備えてくださった環境や歩みを受け取ります。幸せそうな他者と、表面で比較することがないよう守ってください。様々な事情で一人で子育てをしている___さん、____さんと子どもたち、里親と子どもたち、最近別離を経験した人たちに、主の力強い御腕と愛が感じられますように。アーメン