マタイ27

「百人隊長や一緒にイエスを見張っていた者たちは、地震やいろいろな出来事を見て、非常に恐れて言った。『この方は本当に神の子であった。』」マタイ27:54

十字架刑の暗い情景です。死ぬしかない罪人を見張る兵士たち、見物する野次馬たち。
人の理解では、嘆きと失望でしかない十字架でした。
しかし、神の驚くべき計画は、十字架でキリストが死んで終わりではありませんでした。
3日後の復活までにも、
・百人隊長や見張りの者たちが、イエスが神の子だったと告白します。
・アリマタヤのヨセフが、イエスのからだの下げ渡しを願い出て、弟子であることを表明します。
・女性たちは最後まで見届けます。

絶望の中にも希望の光が全く消えたわけでないことが、行間ににじんでいます。

今日も、神を信じる者が全くの絶望に置かれることはありません。万事休すに思える状況の中にも、キリストにある希望と光の可能性があります。
その細い光を、聖霊によって見いだすことができますように。

祈り:神様、十字架の埋葬の瞬間でさえ、あなたは働かれ、みわざの完成が着々と近づいていたことを覚えます。見えるものだけにすべて左右されることがないよう、私の霊の目を開いてください。地震への注意情報が出て落ち着かない中ですが、心をお守りください。兄弟姉妹の、帰省や旅行での交わりを祝福してください。アーメン