Iコリント11

「女が男から出たのと同様に、男も女によって生まれるのだからです。しかし、すべては神から出ています。」Iコリント11:12

この章では、コリント教会内の秩序が乱れ、つまづきになっていたことがわかります。パウロはそれを戒め、それぞれがわきまえるようにと勧めました。
かぶり物や服装については、当時の文化習慣も影響しています。
ですから、今日それをそのまま当てはめることはできません。
しかし、そのねらいと目的を理解することは大切です。

同じ章に聖さん式への招きが出てきます。その中に以下の表現があります。

「したがって、もし、ふさわしくない仕方でパンを食べ、主の杯を飲む者があれば、主のからだと血に対して罪を犯すことになります。 だれでも、自分自身を吟味して、そのうえでパンを食べ、杯を飲みなさい。みからだをわきまえないで食べ、また飲む者は、自分自身に対するさばきを食べ、また飲むことになるのです。(28~29節)」

「自分自身を吟味する」ということが勧められています。
主の前に出て、自分の信仰の姿勢、内心の振り返り、悔い改めと感謝の決意をしようということです。
聖さん式の時だけでなく、日々「自分自身を吟味」しているでしょうか。

祈り:神様、私の生き方、信仰の姿勢、動機を探ってください。主に喜ばれない
習慣や思いがあるなら気づかせてください。主の前に出て、素直に悔い改め、感謝をささげることができますように。「自分自身を吟味」させてください。アーメン