マタイ12
「人間は羊よりはるかに価値があります。それなら、安息日に良いことをするのは律法にかなっています。」マタイ12:12
パリサイ人たちは、聖書以外にもたくさんの律法を定め、「あれはだめ、これはだめ」と教えていました。
安息日には労働をしてはならないという教えは、今日でもユダヤ教徒が守っています(エレベーターのボタンを押すのも「労働」なので、安息日には各階停止の自動運転になります)。
空腹を満たすために穂を摘むのもだめ、病をいやすのもだめだというのはおかしい、とイエス様はおっしゃいました。
なぜなら、イエスが神ご自身であるのに、彼らが神を礼拝する目的と手段を取り違え、逆にしていたからです。
笑い話のようですが、自分自身や教会の中にも同じことがないか、考えさせられます。
自分の好みやこだわりが律法になっていないか、自問すると思い当たります。
神があがめられ、神を喜べるなら、ほとんどのことは二の次、三の次だと自分の心に言い聞かせています。
祈り:神様、私たちの無用なこだわりを許してください。肉から出てくる_____の思いを認めます。それらが聖書の原則に優先することがないよう、助けてください。家庭でも教会でも、こだわりより主の愛を選びとれますように。アーメン