ヨハネ13

「さて、過越の祭りの前のこと、イエスは、この世を去って父のみもとに行く、ご自分の時が来たことを知っておられた。そして、世にいるご自分の者たちを愛してきたイエスは、彼らを最後まで愛された。」ヨハネ13:1

あと数日という余命宣告を受けたら、何をしますか?
家族と過ごす、親友に連絡をする、手紙を書く、身辺整理をする、見たい景色を見る...人それぞれですが、そこには大切にしているものがあらわれます。

イエス様は「世にいるご自分の者たちを最後まで愛され」ました。
人々と共に時間を過ごし、神の国を語ってくださいました。
イエス様がどれほど弟子を初めとする私たちを愛してくださったかが、この1節からもわかります。
そして、イエス様が死なれるのも、私たちを愛して罪の身代わりと成るためでした。

裏切る者を知っておられたものの、13章を通して弟子たちの足を洗い、互いに愛し合い、仕え会うようにと教え、ぺテロと静かにやり取りをしてくださるイエス様の姿を見ることができます。

このイエス様の愛のまなざしを、私たちは今日も受けています。

祈り:神様、目を閉じ、静かにイエス・キリストの愛を思い巡らします。その愛が、私自身にも向けられていることに感謝します。今日、キリストの十字架の恵みをもう一度覚えながら、聖餐式に参加します。アーメン