ヨハネ12
「わたしは光として世に来ました。わたしを信じる者が、だれも闇の中にとどまることのないようにするためです。」ヨハネ12:46
教会前庭の草刈りをしていて、うっかり腕時計を落としてしまいました。
気づいたのが夕方薄暗くなってからでした。刈った草のどこかに埋もれているとお思われるものの、暗がりではよくわかりません。
ところが、夫が懐中電灯で照らしてくれると、しばらくしてぴかっと時計のベルトが反射して光りました。
光の大切さと、光により見つけられることの実地学習をした思いでした。
イエス様は「わたしは光として世に来ました」と言われました。そして信じる者は闇の中にとどまることがありません。草むらに埋もれていた時計のように見いだされ、キリストの光を反映する者へと新しくされます。
それだけではなく、主のための思いを喜んでくださいます。マリアがささげた香油は弟子には愚かに思われましたが、イエス様はその心を知って喜んでくださいました。
私たちの存在も、その心も、主の光で照らされ、その光を反映できる者とされる恵みを静かに覚えます。
祈り:神様、闇の中にいた私を見つけてくださり感謝します。私の存在も心も、あなたの光で照らしてください。その光を反映する歩みに、あなたが導き入れてください。祈りながら一週間を歩んできた、愛する兄弟姉妹に主の平安と安息がありますように。アーメン