コロサイ1

「私たちはこのキリストを宣べ伝え、あらゆる知恵をもって、すべての人を諭し、すべての人を教えています。すべての人を、キリストにあって成熟した者として立たせるためです。このために、私は自分のうちに力強く働くキリストの力によって、労苦しながら奮闘しています。」コロサイ1:28~29

パウロは福音を伝える伝道者として大きな働きをしました。
しかし、初めての人に伝えるだけでなく、信仰者の成長のためにも労苦し、手紙を書き、時には厳しい言葉で叱責しました。
それは、信仰者が信じたところで漫然と満足してしまうのではなく、「キリストにあって成熟した者として」成長し歩むためです。
信仰者がパウロの姿にならい、同じように福音のわざに励むことを望んでいました。
そして、それは神様のみむねでもあります。

救われたらそれで十分だといって、あとは自分勝手に歩むというのは聖書的ではありません。
キリストの似姿を目指し(もちろん完全な方は主お一人ですが)、日々主を見上げ、生涯にわたって成長させてくださる神に従う決心を共にいたしましょう。

祈り:神様、救いの恵みを感謝します。救われてはいますが漫然とぬるま湯につかる信仰ではなく、あなたを熱く愛し、あなたに従ういきいきとした人生を歩みたいです。キリストを見上げ、信仰のレースを走ることができるよう、私の心に深い喜びと主からの情熱を与えてください。アーメン