ルカ4
「さて、イエスは聖霊に満ちてヨルダンから帰られた。そして御霊によって荒野に導かれ、四十日間、悪魔の試みを受けられた。その間イエスは何も食べず、その期間が終わると空腹を覚えられた。」ルカ4:1〜2
ルカは福音書でも使徒の働きでも「聖霊に満ちて」という表現を多用しています(使徒の働きでは57回も出てくるそうです:NIV Study Bible)。
聖霊に満たされても荒野に導かれてしまうのか、と驚くかもしれません。いつも幸せで、試練などないのでは、と。
それはクリスチャンになれば試練がなくなるのでは、というのと同じ問いだと思います。
信仰を持っても困難がなくなるのではありません。ただ、その勝利が約束されます。
神様は荒野で私たちを練りきよめ、私たちの信仰を育ててくださるのです。
その時は辛く思えても、後に神と人とのために益とされ、勝利へと導かれます。
祈り:天の神様、私たちは困難にあいたくないと考えます。しかしあなたが私たちを成長させ、全てを益としてくださるという約束に信頼させてください。
「これらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を得るためです。世にあっては苦難があります。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました。(ヨハネ16:33)」
アーメン