使徒7
「ここでは、足の踏み場となる土地さえも、相続財産として彼にお与えになりませんでした。しかし神は、まだ子がいなかった彼に対して、この地を彼とその後の子孫に所有地として与えることを約束されました。」使徒7:5
ステパノの弁明から殉教がこの章の内容です。
今日はその弁明の一節で、本筋とは関係ないようにも思えます。
けれども、ここにステパノの信仰の一端を見る思いです。
大祭司や訴える者たちは、律法やしがらみに縛られていました。
それと比べて、何も持たず、何にも頼れない状況で、神の約束を信じたアブラハムの信仰が出ています。
ステパノも同じく、先入観やしきたりよりも、イエス・キリストの真実を信じていました。
それが聖書に約束されていることだとも確信していました。
私たちは今日、しがらみや思い込みを信用するでしょうか。
それとも、聖書にねざした神の約束に期待できるでしょうか。
祈り:神様、聖書のことばを聖霊の光で読みたいです。純粋な心を与えてください。あなたのみこころを素直に受け取ることができますように。信仰を強めてください。アーメン